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〒446-0025 愛知県安城市古井町軽桶15
築後20年くらい経過している本屋普請(和風造りの大きなお住い)のリノベーション(部屋の間取り変更を伴う大規模リフォーム)です。
外壁面に構造補強を施して外壁下地を取り付けて、新規外壁材(サイディング)を施工しました。
内部は間取りを変更して(既存の「台所」と「和室」→新しく「DK」と「リビング」)、他には2階の床などの手直しをして、新しく内装仕上をやり替えています。
住宅設備機器(システムキッチン・ユニットバス・1階トイレ・洗面化粧台など)も新調しました。
仕様 | 外装および内装の大規模改修 | 建物形状 | 2階建て 本屋普請 |
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外壁下地 | 構造用合板を既存柱面に下張り 透湿防水シート(防水紙)施工 上に桧(ヒノキ)ドウブチ下地 |
屋根 | 既存の屋根瓦の一部 補修 既存谷樋の撤去、新規施工 屋根しっくい補修やり替え |
外壁仕上 | 防火サイディングボード仕上 (メーカー既製品サイディング) |
軒裏仕上 | 軒裏あらわし |
内装概要 | 築後が約20年くらい経過した「本屋普請(立派な和風造りの家)」の大改修です。 まず、屋根に関しては破損した瓦を取り替えて、軒部分と棟部分の漆喰(しっくい)塗り補修をおこなって、既存の谷樋(たにとい)を撤去して新しく作り直して施工しています。 漆喰塗り部分と谷樋は、屋根まわりにおいて最も「経時変化によって劣化する度合が早い」部分で、劣化したまま放置すると雨漏れの原因になります。 次に、既存の真壁造り(柱の表面が外壁面に出ている形)外壁の隅から雨漏れが発生していたので、手直ししてスキマをふさぎ、柱に構造用合板を固定して耐力を上げました。 その上に透湿防水シートを張って、湿気による劣化に強い「桧(ひのき)」材の外壁下地を取付けて、外壁面に防火サイディングボードを施工しました。 内部については一部の間取りを変更して「台所と和室」→「DKとリビング」へと作り替え、トイレと浴室と洗面脱衣室といった水周り空間のリニューアルをおこなっています。 新しく間仕切り壁ができる部分の下にコンクリート基礎をつくり、土台を敷いて柱を立てて上に梁を組んで、床下地や天井下地を組み、グラスウール断熱材を取り付けて壁下地を組んで、真壁の珪藻土塗り仕上や壁紙クロス貼などの内装仕上を施工しました。 木造軸組工法で「柱間の壁土塗り」を施工した建物は、土壁が呼吸(壁内で調湿効果を発揮)するので「柱や梁といった構造躯体」が腐朽せずに丈夫なまま長持ちします。 構造躯体が頑強な状態なら、内装仕上や外装仕上のやり替え等「メンテナンス」をしつつ、その家に「健康に末永く住む」ことができます。 |